看護師

徒歩から車通勤に変えてよかったこと【看護師】

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新卒の時は病院から近い方が通いやすいと思っていた

スキップする人のイラスト(女性会社員)

看護師は、勤務開始前に患者の情報を収集するために勤務開始前に出勤します。だから、家から病院は通いやすい方が体が楽だと思い、大学卒業後は就職先の病院へ徒歩で通勤できるところへ引っ越しました。

確かに、徒歩10から15分で病院に着くので、朝はゆったりと過ごせていると思いました。朝の渋滞に巻き込まれる心配も徒歩であれば無いし、車通勤を選択しなくてよかったとまで思っていました。

しかし、病院から近い分、救急車のサイレンが日常的に聞こえるし、家から外を見ると勤務先が見えるのは不快でした。仕事とプライベートが近い感じがしました。また、雨の日はびしょびしょになりながら通勤するのは憂鬱でした。替えの靴下を忘れた日には、濡れた靴下で仕事をした日もありました。


引っ越して車通勤にしてみた

車通勤してもよい条件は家から病院まで4㎞以上離れていることでした。駐車場は病院に隣接していて駐車場の立地はかなりよかったです。

そこで気づいたのです。4㎞離れた自宅から車で通勤するのと徒歩で通勤するのとでは通勤時間は変わらないのです。そして、朝の渋滞を恐れていましたが、早めに出勤する私は朝の出勤ラッシュに巻き込まれないことにも気づきました。さらに、雨の日は駐車場から病院へ移動するだけなので濡れにくい、、、、。病院から離れている分、救急車のサイレンの音も感じず、家から外を見た時に病院が見えないという仕事とプライベートが切り離されている感も得られる。

そこで、実際に病院から4㎞程度離れている場所へ引っ越しを決意しました。

実際には、朝の通勤ラッシュに巻き込まれることはありませんでしたが、少しでも遅い時間に家を出ると通勤ラッシュの始まりに巻き込まれることはありました。そのため、出勤時間を遅くすることができなくなりました。また、夜勤や遅番など不規則な勤務をしているため、昼の混む時間や工事や事故がある時は渋滞に巻き込まれて遅刻しそうになることもありました。その点ではやはり徒歩通勤の方が確実に渋滞に巻き込まれないためいいと思いました。

家から病院が見えなかったり救急車のサイレンが聞こえなかったりするのは精神衛生上良かったです。休日に仕事のことを思い出すことが少なくなりました。特に、入院はほぼ緊急入院で救急車の搬送数に比例して入院が多くなる集中治療室で働いていた私にとって、救急車のサイレンが聞こえないのは気分がよかったです。救急車のサイレンに慣れたと思っていても、不快な音には変わりなかったんだなと思いました。

車の交通事故のイラスト(男性)

看護師の車通勤の注意点として、「居眠り運転リスクが高い」があります。私自身、夜勤明けの帰りは眠気に耐えられないときがあります。私の周りには夜勤明けに居眠り運転をしてしまって、単独事故を起こして廃車になっている看護師もザラにいます。夜勤明けの自動車運転に自信がない場合は、徒歩での通勤がいいのかもしてません。

次引っ越すとしても車通勤を選択するかな

もう退職したため通勤はすることはないですが、もし次に引っ越すとしても車通勤を選ぶかなと思いました。上記の理由も大きいですが、引っ越しをしてことで単純に立地が良くなり生活しやすくなったからです。日常的に利用するスーパーやコンビニが近く、さらに駅も徒歩圏となったため、QOLが向上しました。病院付近は何もなかったですし、病院を行き来する車で周辺は混雑していました。私の場合は、病院から少し離れて生活しやすい場所へ自宅を移動させたことで充実感が得られました。


ABOUT ME
@07
集中治療室で働く20代看護師です。看護や医療についての情報を医療者や医療者じゃない人にも発信していきます。