看護師

看護実習で高評価をとる学びや振り返りの書き方!

看護学生時代に、十分な睡眠をとりながら好成績を収めたまるななの看護実習での学びや振り返りの書き方を紹介します!

看護実習といえば、記録に追われて徹夜が当たり前!なんてイメージはないでしょうか。不規則な勤務を強いられ、多忙な業務をこなす看護師にとって時間管理能力は必須と言えるでしょう。実習の時でも同様です。自分の休息が十分にとれるように時間管理を意識して実習期間を過ごした方がいいです。なぜなら、記録に時間をかければかけるほど高成績が取れるわけでもないからです。それを勘違いしては、徹夜ばかりで疲弊してしまいます。体調不良で欠席、なんてことがあれば高成績も望めませんよね、、、、。

 

では、時間をかけずに高成績をおさめたまるなな流の学びと振り返りの書き方を紹介していきます!※まるなな独自の考え方であり、実際にだれでも高成績をとれるという保証はないですので、ご注意ください。※こちらの記事はアフィリエイト広告を使用しています。

「高成績」とは、どういうことかを考えよう

高成績をとるためには、自分が高成績であると担当教員に思わせなくてはなりません。そのためには、高成績がどのような状態なのかを理解する必要があります。では、看護実習において「高成績」とは、どういうことでしょうか。

高成績=実習目標が十分に達成できている

全体の実習目的を受けて各実習科目の目的を設定し、その目的を達成するために学生が到達すべき目標を設定する。各実習科目の到達目標に基づき、実習評価項目を設定し、達成度を示す基準を設定する。

実習の終了時に、学生による自己評価と実習指導教員・実習指導者による総括的評価を行い、実習評価項目の最終達成度に基づき評価する。この時も、学生の自己評価と実習指導教員・実習指導者による評価を相互に事実に基づき、決定する。

引用:日本看護系大学協議会看護学教育工場委員会資料 看護学実習ガイドライン

ガイドラインにおいても、実習の成績は実習目標をどれだけ達成しているかが評価基準になると述べています。



実習目標が達成できているとアピールしよう

教員は、常に学生を観察できているわけではありません。なので、実際に見たものの評価+記録内容で目標が達成できているかを吟味します。自分は目標を達成できていると、日々の学びや振り返りでアピールすることが大切です。よく、実習での出来事を詳細に記載する人がいます。その内容が、実習目標を達成した内容であれば有効かもしれません。しかし、そうでないのだとすれば、「うんうん。頑張ったね。」程度にしか思われないでしょう。教員も多忙ですので、枠からはみ出してたくさん記載しても迷惑だと思います。記録の枠内に収まり、8割以上の記載がされていれば十分です。

学びや振り返りの書き方のポイント

目標を達成できているとアピールするために以下のポイントを意識して書いてみてください。また、自分で立てる日々の実習目標も実習要項の実習目標に沿った内容にしましょう。

  • 実習目標に沿ったエピソードを簡潔に書く
  • 実習目標が達成できたのもは、断言する
  • 実習の序盤や中間では、実習目標を達成するために不足している反省点も記載
  • 前日の反省点をどう克服していったかを記載
  • 自分が大切にしたいと感じた看護観を記載

例えば、「チームの一員としての看護師の役割を理解することができる」という実習目標があるとします。学びや振り返りでは、「〇〇ということがあり(実習内でのエピソード)、看護師には△△という役割がある(断言)と学んだ。」と記載します。何からどう学んだのかを簡潔に書くことと、目標を達成できたら断言しましょう。そうすることで、教員は「この子は、この実習目標を達成できているな」と感じ、評価しやすいはずです。

実習は実習に取り組む姿勢も評価されます。やる気と誠実さも大切です!看護実習は精神的にも大変かと思われますが、十分な休息をとって体調に気を付けながら頑張って乗り越えてくださいね!


ABOUT ME
@07
4年生の看護大学卒後、集中治療室看護師として臨床経験を積む。その後、転職活動を行った末、縁あって修士課程を取りながら看護大学教員+看護研究職を目指しています。臨床を離れて看護師のキャリアチェンジを考えている人に向けて、転職活動や大学院での生活・看護研究についての自身の経験を発信します。