看護師

看護師の転職はいつから?マイナビ転職利用!(退職体験記)

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私は4年生の看護大学卒後、集中治療室看護師として臨床経験を積みました。その後、転職活動を行った末、縁あって修士課程を取りながら看護大学教員+看護研究職を目指しています。臨床を離れて看護師のキャリアチェンジを考えている人に向けて、転職活動や大学院での生活・看護研究についての自身の経験を発信します。
今回は、退職の話と転職サイトを利用した時の話を紹介しようと思います。



退職の決断時期は、退職の1年前

退職する1年前から退職したいと考えていることは課長に伝えていました。決定的な退職希望を課長に伝えたのは6月で、実際の退職は11月でした。これは、遅すぎると注意を受けました。通常の計画的な退職は1年以上前から決めるのが総合病院の定石のようです。とはいえ、退職の承諾はいただけました。退職の希望はあったものの、退職を踏み切れなかったため遅くなってしまいました。

私情でどうしても急遽退職するとこもあるかと思いますが、計画的な退職であれば早め(1年前)に上司に伝えることが社会人マナーかと思います。

退職理由

結婚は建前

入籍をきっかけに退職に踏み切りました。私は、ネガティブな理由での退職はしたくなかったので、「寿退社」を理由に退職を告げました。病院側もポジティブな理由での退職には肯定的で、退職時の面談もスムーズに終わりました。

実際は、以下の理由で退職に至りました。

人員不足による、えげつない勤務

退職者や産休者が多いのに関わらず、人員補給がないため連勤が当たり前になりました。2連休は、ほぼないに等しく、1日休んだら連勤の日々。毎日看護師の人数が足りず、増える受け持ちの数。熱が出ても人がいないから容易に休めず、解熱剤を飲みながら働く休み希望は通らない休みでもスタッフが足りない日は、出勤をお願いされる、、、、、。

唯一の休みは仕事のために英気を養う時間となり、仕事のために生きている感じがしました。自分の身体と時間を大切にしたいなと思いました。

自分の理想が見えなかった

私は、役職ではなかったので休みは休みとして使えました。しかし、役職がある人は休日も出勤したり、研修を受けたりと休日も仕事をしている姿を当たり前のように見てきました。この職場で頑張って働き、役職になれたとしてもこの働き方を強要されるとなれば、楽しいとは思えず、理想的ではありませんでした。また、長く働いても然程、基本給が上がらないことを知りました。労働負荷は年々増えるのに、基本給が上がりにくいのは労働意欲を欠く要因でした。

尊敬する人がいない

the女社会」の職場でした。他人の悪口でしか一致団結できない人が多すぎました。また、機嫌が悪いと周囲に当たり散らかすような人もいました。そういった人は、職場に長くいればいるほどその傾向にありました。この環境にずっと居続けると、自分もそんな人間になってしまう気がして「やめなければならない」と強く思いました。

そんな中、退職に中々踏み切れなかった

看護師の仕事が好きだったからです。嫌な仕事内容も勿論あるけれど、やりがいも楽しさも感じることが多かったです。人間関係や労働状況を無視して考えれば、自分にあった職場だったと思います。それに、大好きな同期と協力しながら仕事をするのは自分たちの成長を感じることができ、楽しい時間でした。同期がいればどんなつらいことも乗り越えられました。そんな同期たちと別々の道に進むのはさみしかったです。

それでも、今の現状を変えたいと思ったら行動し、自分の環境を一変するしかないと決意しました。これは、退職をした際に生じるメリットデメリットを考えた時に、私にとってメリットの方が大きいを思ったからです。


私が行った転職活動

転職活動開始時期について

私は、病院に退職希望を告げた後から転職活動を開始しました。私は退職後に働かずにゆっくりとした時間を過ごそうと考えていたため、転職活動は遅めでした。

しかし、退職の翌月から新しい職場で働かないと税金や健康保険等がややこしくなります。そういった、手続きが面倒な人は退職の翌月から働けるように計画的に転職活動を進める必要があります。

転職活動開始時期は、総合病院ですと翌年度の募集は前年度の夏ごろに行うことが多いため退職の一年前から転職活動を行うのがベストです。また、総合病院では、4月に新人教育が始まることや10月に中途採用が多いことから、4月と10月は研修や教育が充実しているケースが多いです。

総合病院への転職を希望の場合は、求人や入職後のサポートを考慮すると4月入職を目指して約1年前からの転職活動がおススメ!

クリニックでは、人員補充を今すぐに行いたい場合が多いため、求人が出るのは入職の1から2か月前からが多いです。

クリニックでは約2か月前から転職活動

転職サイトを利用

2つの転職サイト(マイナビ転職、看護ルー)を利用しました。

サイトに登録すると日中に電話が頻回で、、、なんか面倒で嫌

転職サイトに登録しておいて図々しいですが、実際に休日や勤務中に知らない番号から電話が来るといい気分はしませんでした。重い腰を上げて、電話に出てみるとすごく丁寧に今の労働環境や転職をしたい理由、次はどんなところで働いてみたいかを親身になって話を聞いてくれました。

私的に話しやすかったのはマイナビ転職の方だったため、途中からは主にマイナビ転職を利用して転職活動を進めました。

複数の転職サイトに登録し、自分にあった転職サイトを利用するのがいい!
転職サイトを利用してよかったと感じるのは

  • 非公開求人(ネットや広告で公開していない求人)を紹介してもらえる!
  • 転職アシスト経験が豊富なため、入職希望の職場での過去の面接内容をもとに面接対策をしてくれる!
  • 自分の条件にあった職場を探す手間が省ける!
  • 職場の雰囲気や人間関係の調査をしてくれる!
  • 履歴書の添削をしてもらえる!
  • 無料でこれらのサポートが受けられる!

マイナビ転職の流れ(経験談)

私がマイナビ転職を利用したときの、サイト登録から内定をもらうまでの流れを紹介します。(あくまでも私が経験した1例です。参考程度にご覧ください。)

  1. サイトに登録
  2. 電話連絡が来る(転職先の希望条件、やりたいことを伝える)、次に話し合いができる日時を決める
  3. 決めた日時にマイナビ転職の会社に行き、求人を紹介してもらう(所要時間1~1.5時間)、マイナビ転職担当者の仕事用LINEとメールの連絡先をもらう
  4. LINEやメールで追加の求人を紹介してもらったり、転職条件の変更(あれば)を伝えたりする、話し合いができる日時を決める
  5. 転職先を絞る、履歴書の作成
  6. 再度、マイナビ転職の会社に行き、転職希望先を伝える履歴書の添削をしてもらう。面接の対策をしてもらう。面接可能日の候補を何日か伝える
  7. 転職希望先の面接日決定の連絡をLINEで受ける
  8. 面接日に転職希望先へ行き、面接を受ける
  9. マイナビ転職から合否の連絡を受ける、電話可能日を聞かれるので伝える
  10. マイナビ転職から電話がくる、内定通知書がくる日時などの今後の流れの説明を聞く
  11. 内定通知書をもらう、マイナビ転職から連絡が来る、実際に転職するかをマイナビ転職に伝える
  12. 転職活動終了
働きながら転職活動を一人で進めていくのはかなり不安が強かったですが、転職サイトを利用することで、看護師転職の有識者と相談しながら転職活動を進められたのは心強かったです!

電話やメール、LINEでのやり取りに加えて、実際にマイナビ転職の会社まで足を運ばなければいけなかったのは少し面倒でしたが、それだけ丁寧に対応して転職をサポートしてくれました。

結局、転職せず

結局、内定をいただいたものの後から自分が納得できる気がせず内定を辞退しました。本当に先方のクリニックやマイナビ転職には迷惑をかけたと思います。もっと、じっくりと明確に考えるべきでした。

勢いだけの転職活動はよくないと感じました。

そして、私は縁あって大学院進学+大学教員を目指すこととなりました。

まとめ

要点まとめ
  • 退職はとにかく早く伝える。
  • 退職は1年前から行動すると、退職する職場に迷惑をかけにくい。
  • 転職活動は、総合病院は1年前からクリニックは2か月前から始める。
  • 転職サイトを複数登録して、自分にあった転職サイトを利用する。
  • 転職はゆっくり考えて、後悔がないようにする。(勢いで転職してはいけない)
  • マイナビ転職は対応が丁寧かつ話しやすかった。

ABOUT ME
@07
4年生の看護大学卒後、集中治療室看護師として臨床経験を積む。その後、転職活動を行った末、縁あって修士課程を取りながら看護大学教員+看護研究職を目指しています。臨床を離れて看護師のキャリアチェンジを考えている人に向けて、転職活動や大学院での生活・看護研究についての自身の経験を発信します。